名無し祭り'08によせて max 残念な気持ちが個人的に強いです。maxです。 冒頭からこのように悲観的なのにはわけがあります。 ・maxがのんびりモードゆえ、「提出作品を半分もプレイできなかった」 ・上記の結果、「投票をすることができなかった」 ・また、去年のようには「祭りの運営に協力できなかった」 おおむねこれらが原因です。 特に「 」で括ってある部分は強調するべき無念ポイントです。 とはいえ他にも提出作品の順位が良くなかったという残念さもありま…… ……そこはあんまり残念ではない気がします。後述します。 作品に関しては一つ、残念を通り越して謝罪すべきことがあります。 今年、僕は41の「wasurenagusa」を提出しました。 ところが開催当日作品ページを確認してみたところ、SWFのタイトルはいいのですが、 HTMLページのほうのタイトルが「wasurenagakusa」となっていました。 「わすれなぐさ」が「わすれながくさ」になっていたのです。 即時、主催のサロンの人さんに報告し、修正していただいたのですが。 その修正を確認後、こちらから提出したメールを確認してみたところ…… 曲名がしっかりと「wasurenagakusa」(わすれながくさ)となっていました。 完全に僕のミスです。 なぜこんな間違いを起こしてしまったのか、正直分かりません。 ごめんなさい。本当にごめんなさい。 ……さて。 今年の名無し祭り'08ですが。 色々とみなさんの心にも浮かぶ事柄があるかと思います。 僕は僕なりに色々考えたので、それらをまとめてみることにしました。 以下のような内容となります。 ・携帯に優しくして欲しかった ・サブタイトルに対する意見 ・拡大する参加者に関する配慮 ・ソースのこと 前述のとおり、今年は作品を半分も遊べていません。 そのためいわゆる「レビュー」のようなことができないのです。 だから、というか。 誰も書かないようなことをあえて書くことで、来年以降に活かせればと考えます。 では始めます。 レビューみたいに注意書きも要らないので、お時間ありましたらどうぞ。 ・携帯に優しくして欲しかった 去年と違い、今年は携帯から祭りの様子を伺おうとする機会が多かったのですが。 名無し祭りの会場に携帯で乗り込むとどうなるのか。 まずindexページは通常通り表示されます。あのバナー入口のページです。 そしてバナーから入ると…… 「フレーム対応ブラウザが必要です。フレームが表示されてない方はこちら」 といった内容のページがでます。 で、「こちら」のリンクからジャンプしてみると…… 「フレーム対応ブラウザが必要です。フレームが表示されてない方はこちら」 同じページに飛びます。以下堂々巡り。 つまり、携帯電話のようなフレームページに対応してないブラウザしかない場合、 名無し祭りには非常に関与しづらかったわけです。 名無し祭りは遊んでこそ、という意図があることは重々承知しています。 またあの作品数を並べるのにフレームページが有効なのも分かります。 ですが、携帯電話で掲示板を覗きたい、といったような要望を僕は出します。 「フレームが表示されてない方はこちらへ」の下にでも、 「BBS」や「WEB拍手返信」などへのリンクを載せても良かったかと思います。 フレームが無くても見られる(見る意味のある)コンテンツへのリンク。 次回以降考えていただけると幸いです。 ……結果発表もそうだ。 ・サブタイトルに対する意見 名無し祭り'08のサブタイトルは、「指踊り、心躍る譜面を」でした。 同様に'07は「譜面で語れ」。'06は「良譜面を求めて」でした。 個人的な意見を言わせて貰うならば、'06のサブタイトルは秀逸です。 名無し祭りの意図とターゲットが明確に表現されていると思うのです。 どういうことかと言いますと。 '06と'07のを比較してみると次のことが分かります。 「良譜面を求めて」……良譜面を求めるのは誰でしょう? 「譜面で語れ」……譜面で語るのは誰でしょう? この「誰」というのはすなわちターゲット。名無し祭りが誰を向いて開催されてるかという。 そういうことを表現してると思うんです。 良譜面を求めているのは当時、プレイヤーと解釈されていたような気がします。 でも実際は作り手も「良譜面を求めて作る」わけですから。 結果としてプレイヤーと作り手の両者に向けられたサブタイトルだったと思われます。 対して、譜面で語るのは往々にして作り手です。 結果として名無し祭り'07は作り手が盛り上がり、プレイヤーがついていけない。 そんな風な意見が見られたのではないかと推察しています。 ……じゃあ、'08のサブタイトルはどうなのか。 プレイヤーと作り手、どちらを向いたサブタイトルなのかと聞かれたら。 おそらくは両者を向いていると言えるでしょう。 ですが、このサブタイトル。前例と大きく違う点があります。 それは「述語が無い」こと。 つまり。 指踊り、心躍る譜面を「どうする」のかが明確でないのです。 去年までが「語れ」「求めて」とはっきりしていた分、余計に違和感を覚えました。 「作れ」なのか「遊べ」なのか「評価しろ」なのか…… いずれにしても個人的な感想を述べるとするならば。 来年はまたはっきりしたサブタイトルが出てきたらいいな、と感じます。 もっとも、サブタイトルは公募ですので難しいところです。 ・拡大する参加者に関する配慮 '06……26人 '07……41人 '08……57人 年を経るごとに、15人ずつ参加者が増えています。 これが等差数列だとすれば、来年の名無し祭り'09参加者は70人を超えるでしょう。 もっとも、そんな都合よくいくはずもありませんが…… 正直、今年の参加者数でも限界を突破していたのではないかと思います。 去年40作品をぶっ通しで遊んだ経験からすると、かなりきついのでは。 そう考えると、何らかの対応が必要なのではないかと思います。 思いますが、いいアイデアが浮かびません。 ちょっと良くないアイデアを並べてみます。 ・参加者数に制限を持たせる   参加資格は先着50名まで、みたいな。 ・作品を2〜3日に分けて投下する   連続だと意味が無いから、一週間空けるとか。 ……まぁどっちもデメリット大きすぎます。 また開催期間を長くするのが妥当なところのような気もしますが、 あまりに長くなるとダレてしまいそうな気もします。 このあたりはバランスをとるのがとても難しい問題です。 僕はどうすればいいのか見当もつきません。 ・ソースのこと 今年もさりげなく、ソースに関する混乱があったようです。 去年はフリーズアローの帯の色変更・HITをComboに書き換える・矢印大きい……くらいかな。 今年は譜面ファイルの名称を書き換えたというのを見ました。 いずれもがParaFla!ソースで起きた問題です。 今年はtickleさんのソース(ver fd 1.16.1)に限っていました。 そこで主催は、「tickleさんと連携を取る」べきだったと思います。 何か少しでも違和感があったらtickleさんに聞いてみる。 そのくらいやっても良かったと思います。 現在、ダン☆おにの改造は様々な講座や、何より独学するみなさんの力で、 多くの方が実行されるようになりました。 だからこそ「無改造」の名無し祭りは特別な意味を持った祭りなんです。 神経質になる人が多くて当然なんですね。 そこで誰か詳しい人(最適な人はtickleさんか)に協力を仰いで、 「どこまでいじっていいのか」明確なラインを引くべきだと思います。 幸い主催のサロンさんはFLASHソースに詳しいようですし、そっちは任せます。 もし来年サロンさんでなく、ParaFla!ユーザーの方が主催となれば、 サロンさんはじめFLASHソースユーザーの方に助けを求めるべきと思います。